バーキン相場上昇に見る「資産として売る」時代、買取査定員の専門性とは

バーキン相場上昇に見る「資産として売る」時代、買取査定員の専門性とは 採用情報

「不要品を処分する」だけだった買取のイメージが、少しずつ変わってきているのをご存じでしょうか。ブランド品やトレーディングカードなど、値崩れしにくい品目への査定依頼が増えているというデータが発表されました。今回はこの変化が、買取業界で働くことにどう関係するのかを考えてみます。

ヒカカク!が公表した「2026年上半期査定ランキング」の中身

株式会社じげん(ヒカカク!)がMon Sep 28 2026 00:00:00 GMT+0900 (Japan Standard Time)に公表した「売りたいモノ定点調査 by ヒカカク!2026年上半期査定ランキング」(対象期間: 2026年1〜6月(前年同期比較))によると、従来は「処分」目的が中心だった査定依頼のうち、ブランドバッグやトレーディングカードなど値崩れしにくい品目への依頼が急増しているとのことです。特にエルメスは相場が逆行して上昇し、バーキンの査定額平均が前年から上がったと分析されています。

これまで買取といえば「使わなくなったから片付けたい」という動機が中心のイメージがありました。しかし今回のデータは、生活者が「持っているモノにどれだけ価値があるか」を意識し始めていることを示しています。片付けのついでではなく、資産として見極めてから売る、という行動の変化です。

「処分」から「資産として売る」への意識変化とは

この意識変化は、査定を依頼する側の期待値にも表れます。以前であれば「引き取ってもらえるだけでありがたい」という感覚だったお客様も、今は「このバッグは今いくらの価値があるのか」を具体的に知りたいと考えるようになっています。

例えばご自宅に眠っていたブランドバッグを久しぶりに取り出したとき、「これはもう古いから二束三文だろう」と思い込んでいる方は少なくありません。ですが実際には相場が動いており、思っていたより高い評価がつくケースもあります。逆に、ブームで一時的に高騰していた品目が落ち着いていることもあります。こうした「今の相場」をお客様に正しく伝えることが、査定の現場では以前より重みを持つようになっています。

【編集部の考え方】査定員の専門性がなぜ重要になるのか

モノの価値に対する意識が高まると、査定を担当する側にも変化が求められます。単に「引き取る」対応だけでは、お客様の納得は得られにくくなるからです。なぜこの査定額になるのか、相場がどう動いているのかを、お客様の目線に立って説明できるかどうかが、信頼につながります。

ここで大切なのは、専門知識をすべて自分の頭に入れておく必要はない、という点です。相場は日々動くものであり、人の記憶だけに頼るのは現実的ではありません。だからこそ、査定の現場では専門スタッフやシステムによるサポートの有無が、働きやすさを大きく左右します。知識量そのものよりも、お客様に安心して価値を伝えられる仕組みがあるかどうかが問われる時代になってきていると言えます。

仕事選びで確認したい2つの視点

買取・リユース業界への転職を考えるとき、今回のようなデータを踏まえて確認しておきたい視点が2つあります。

  • 査定の判断を個人の経験だけに頼っていないか。相場変動に対応できる仕組み(専門スタッフのサポートやデータ活用など)があるか
  • 研修や同行体制が用意されているか。未経験からでも、価値を正しく説明できるようになるまでの道筋が明確かどうか

特に前職が異業種の方は、「知識がないと務まらないのでは」と不安に感じやすいものです。しかし本来重要なのは、知識をゼロから独学で身につけることではなく、現場で判断をサポートしてくれる体制があるかどうかです。運送や製造、飲食、警備など、接客や物の取り扱いに関わる仕事をしてきた方であれば、丁寧な対応や状況判断の経験を活かしやすい面もあります。

当社の仕事にもこうした特徴があります

当社が展開する出張買取ヨロシク23でも、ブランド品や貴金属、時計、カメラ、楽器、骨董品など幅広い品目を扱っています。査定の最終判断は査定員個人の勘に頼るのではなく、専門スタッフとAIがサポートする仕組みになっており、未経験の方でも安心して現場に立てるようにしています。

研修は1週目に座学で基礎を学び、2週目以降は先輩に同行しながら実践を積み、3か月で一人前を目指す流れです。相場や品目の価値が動く時代だからこそ、こうした継続的なサポート体制のもとで働けることは、査定員として長く活躍するための土台になると考えています。

お客様が持つモノへの意識が変わりつつある今、それを正しく受け止め、丁寧に伝える仕事の意味も大きくなっています。仕事選びの際は、給与条件だけでなく、こうした「価値を伝える仕組み」があるかどうかにも目を向けてみてください。

参考資料


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